骨折・松葉杖生活日記

58歳 人生初の骨折 松葉杖生活

骨折14日目

タブレットの『瞬間日記』というアプリに記したもの

 

2018-05-07

階段を踏み外して落ちる

痛かったし 雨も降ってたけど

梅田へでかける

 

2018-05-08

夜シフトに対応するため

 

湿布とロキソニンを買いに行くか

とりあえず病院いってみるか悩み

湿布や薬も病院のほうが安いと判断

 

新しくできてた

クリニックへ

朝イチ9時前に着いて

出たのは12時半を回っていた

 

レントゲンには映ってなかったが

350㏄の血が膝にたまってて

注射器で抜いた時に

骨折時に混じる物体(脂肪?)が見られ

MRI検査をすることになった

 

明日 病院

 

とりあえず

今週のシフト4日分の欠勤を連絡

必要かどうかわからないけど

診断書(1週間の安静)書いてもらう

 

2018-05-08

15時30分予約

病院でMRI

 

CDをもらってその足でクリニックへ

 

結果 骨折

 

太ももからかかとまで固定

全治3か月

 

2018-05-10

 

朝方トイレに行くときに

転び 腰と背中が痛い

 

 

今日から遡って骨折日記を綴る

 

2018-05-11

 

意味を思う

今なぜここにこうしているのか

何を学べというのか

 

 

骨折11日目

骨折した日から遡って書き記そうと思ったけど私には無理だ

 

16日(水)病院

レントゲンを撮る

骨のずれはなくこのまま様子みましょう

ギブス(シーネ)はあと3週間

その後はサポーターにしてもいいかも

左足(骨折した方)の足首指は積極的に動かす

 

了解です

 

こちらから伝えたことは

待ち時間が苦痛

ギブスの両端(腿と足首)が摩擦で傷つき痛い

 

待ち時間に関しては 前日に電話してあの待合室で3時間も4時間も待てないと伝え解決策をいただいていたので難なくクリア

 

言うべきことは言うべきだと再確認

特にこういう緊急時には 多少の優遇はしていただけると知った

 

片足伸ばしたままで皆さんが横切るところで待つのは申し訳ない気持ちもあるし 何より恐怖だ

前回の診察の時にはギブス(シーネ)で固定されたあと 待合室でお待ちください と言われて診察室を出たら 満席で・・支払いまで片足で立ちっぱなしでちょっと泣きたかった

 

そんなことがあったので 通院が憂鬱で気が重かった

MRIを撮りに行った病院のほうが広くて親切だったから本気で転院しようと思った

 

電話でそういう思いを正直に伝えたら 転院されるのもいいし(紹介状書く・先生に対しても失礼にはならない)し待ち時間も工夫して少しでもつらくないようにしますよ と答えをもらった

本当に苦痛なく診察を終えることができたので このまま今の先生にお世話になろうと思う

 

ギブスの両端の摩擦傷は シーネの長さを短く切ってもらって解決

快適になった

 

お風呂は最初から入っていいと言われていたが ビビりなので10日間からだ拭きシートとドライシャンプーと介護用の頭拭きで乗り切った

その間家族に匂うと言われたことはなく気温もそれほど高くなかったのでまあまあ清潔でいられたと思う

 

16日(水)

骨折後初のお風呂(シャワー)

自宅階段の昇り降り

 

階段はおしりをついて 腕で昇ったり降りたり

これがけっこうキツイ・・

もともと体力がある方ではないし 筋肉もなかったのでほ筋トレ状態

背筋も鍛えられそうで ちょっと期待

 

 

 

 

 

2018年5月8日

左ひざの腫れはひかず ぶよぶよとして右ひざの1.5倍ほどの大きさ。

そして 左足はほとんど曲げることができないぐらいむくんでいた。

若干の痛みもある。

昨日母にもらった湿布を貼った。

市販の痛み止めと湿布で乗り切れると思っていて ドラッグストアに買いに行こうか病院にもらいに行こうか どっちにしようかと考え 仕事まで時間もあるし 湿布とロキソニンなら病院のほうが安いと判断し病院へ。

さすがに20分歩きたくないのでタクシーに来てもらった。

 

整形外科なんて 子供の付き添いでしかいったことないし 大抵救急だったので 噂に聞いてた通りお年寄りの待ち合わせ場所か憩いの場のような雰囲気で お年寄りでごった返しているのを目の当たりにしたときは帰ろうかと思った。(58歳。自分も立派なお年寄りなわけだが。。)

診療開始前に受付したときに 一時間半待ちを宣告され 実際最初に名前を呼ばれたのが2時間後。レントゲン撮ると言われてまた30分待って・・もうなんだかわからなくなるぐらい待った。

 

診察では 腫れたひざから注射器で血を抜いた。

注射器刺されて 何が出てくるのかとみてたら血だった。

350㏄抜いた(先生談)。

 

そしてレントゲン。だがレントゲンでははっきり折れているとわからなかったので後日MRI検査を受けるようにとのこと。松葉杖を渡されてリハビリコーナーで使い方を教わり練習し 痛み止めと胃薬と湿布を処方されてまたタクシーで帰った。

 

松葉杖を渡された時点で 今日からの4連勤とりあえず出られないので会社に連絡。1週間安静の診断書を書いてもらった。私が休むことで 誰かが代わりにシフトに入るシステムなので申し訳ないと思いつつも 動けないことには仕事にならない。

 

色々な当たり前の日常が狂い始めた。

 

2018年5月7日

連休明けの5月7日月曜日。

 

久々に一人の家で 今日のオフをどう楽しく過ごすか(前々から考えてた通り梅田に出ようかな)思いめぐらせながら家事をこなす。仕事のない日の朝。

 

あいにくお天気はよくない。よくないどころか大荒れの予報。

 

それでも久々の【ひとり】と【仕事休み】に気分はよかった。

母(近所に住む)の用事も珍しく全くない。

17時に夕飯を届けるまで まったくのフリータイム。

こんな日は私にはめったにないこと。

 

そんな時悲劇が始まった。

 

自宅の階段を昇り始めて(多分3段目)階段下に置きっぱなしだったウォーターサーバーの水の箱がちらりと視界に入り あ・・そやそや(納戸に入れよう)と後ろ向きに引き返したとき段を踏み外して落ちた。その時は何が起こったのかわからなくてしばらくじっとして痛みを逃がし 立ち上がった。どこが痛いのかもわからないくらいあちこち痛くて その時点では咄嗟についた右手首が一番痛かった。

 

脚は多少歩きにくいけど 歩けないほど痛くもないし 打ち身かな・・ぐらいの感覚だった。

 

家事を終わらせ 珈琲を淹れほっと一息ついて。

雨だけど 嵐になるらしいけど 考えてた通り梅田に行くことに決めた。

 

骨折した脚で大雨の中駅まで20分歩き 電車に乗り 梅田で買い物できたなんて・・さすがに帰りは 豪雨の中 骨折してた左ひざがぱんぱんに腫れて曲げられなくなったので駅から家まではタクシーで帰った。

スマホの万歩計は10000歩近い数字だった。

 

知らないって強いな・・・って思う。